DLIC.犬との暮らし向上委員会

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シニア犬つっつ、心臓病が見つかった10歳の春

湘南で二匹の犬と暮らしている、

ななです。

 

花粉症で、

目薬と点鼻薬は欠かせません。

ヒノキ花粉のアレルギーもあるので、

5月まで続きます。

へっくしょん…💦

 

 

さて、うちのトイプードルのつっつさん、

心臓の病気、「僧帽弁閉鎖不全症」です。

 

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10歳の春、フィラリアの検査で、

聴診器を当てたときに、

心雑音があるのが発覚しました。

 

そしてその後、精密検査を受け、

僧帽弁閉鎖不全症と診断されました。

 

僧帽弁閉鎖不全症とは、

心臓の弁がうまく閉じず、

血流の流れが逆流してしまう病気です。

 

心臓は4つの部屋に分かれています。これは人も犬も同じですね。そのなかの左心室という部屋と左心房という部屋を区切っている2枚の薄い弁が僧帽弁です。右側の弁は三尖弁といい、働きは僧帽弁と同じです。心臓は拡張する時左右の心室が拡がって血液を心臓内に貯めます。血管から流れてきた血液が、左右の心房から僧帽弁を通って心室へ入ってきます。次に左右の心室が収縮して、貯めた血液を血管から一気に全身へ送ります。この時、僧帽弁は閉じています。僧帽弁が閉じないと、心室から血管へ流れるはずの血液が僧帽弁から心房へ逆流してしまいます。僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓が収縮する時に僧帽弁がきちんと閉鎖せず心房へ血液の逆流が起こることにより生じる病態で、これにより心臓の役割が正常に果たせなくなってしまいます。

(犬の僧帽弁閉鎖不全症 | ワンペディアより引用)

 

血液が逆流するので、

全身に血液がうまく回らなくなり、

疲れやすくなったり、

 

それを補うために、

強く血液を流そうと心臓が頑張って、

心臓が大きくなる、

心肥大が起こったりします。

 

そして大きくなった心臓は、

気管を圧迫するため、咳が出たり、

呼吸が苦しくなって、

酸素不足になったりします。

 

 

つっつの場合、

血液の逆流があり、

心肥大は少し見られるものの、

咳や疲れやすいなどの症状は

ありませんでした。

 

ステージは、

6段階中、2と3の間くらい。

 

 

このときは、

「一年前の春には、

心雑音なんて無かったのに!」

とすごく驚きました。

 

何故なら、つっつは毎日元気で、

変わらず過ごしていたからです。

 

なので、

たった一年で急に進行するものなのかと、

ビックリしたのですが、

 

でも、時間の流れ方は、

人と犬で違うんですよね。

 

確か、犬の時間は、

人の時間の流れる速さの、

3倍とか4倍とか。

 

と言うことは、

犬にとっての一年は、

人にとっての三〜四年、ということ。

 

そう考えると、

驚くようなことではなく、

ジワジワと確実に進行していたんだなぁと

思いました。

 

だから、犬はシニアになったら、

半年に一度の健康診断を受けた方が

いいそうですね。

 

つっつはこれまで、

よく食べよく歩きよく寝て、

ずっと健康でいてくれたので、

そういう意識が低かったなぁと

反省しました。

 

 

あまりに私が驚いていて、

ちょっとショックを受けていたので(^_^;)、

 

動物病院の先生が、

 

「長生きしているからこその病気。

勲章みたいなもの。

そして、これまで健康で過ごせて、

この年まで生きてこれたのは、

飼い主さんあってこそ」

 

と言ってくれて、

心が軽くなりました。

 

そっか、

人にも犬にも平等に訪れる「老化」

としての症状なのだから、

つっつの心臓病と仲良くしていこう。

 

そう思いました。

 

さて、じゃあ、

どんな風に仲良くなっていこうかな。

 

今後の治療について、

しばし考える日が続くのでした。