DLIC.犬との暮らし向上委員会

DLIC.犬との暮らし向上委員会 行動療法に特化したトリーツポーチ「MTモデル」「DR」、迷子チョーカー、お洒落で可愛いラミネート素材の小型犬用トリーツポーチなど。使い勝手やデザイン、素材にこだわりを詰め込んだオリジナルアイテムの製作。犬との暮らしをもっと楽しく、もっと豊かに。

愛犬を亡くしました

湘南で犬と暮らしているnanaです。

 

先日、愛犬が亡くなりました。

 

トイプードルの女のコで、

名前は「つっつ」。

 

私がひとり暮らしを始めるとき、

迎えたコで、

12年一緒に暮らしました。

 

控えめで、静かで、

飄々として、マイペースで、

私の人生にそっと寄り添ってくれていた、

そんなコでした。

 

 

前日までゴハンに散歩と、

いつもと変わりなかったのに、

出掛けて帰宅したとき、

呼吸が荒く、

慌てて病院にすっ飛んで行きました。

 

そして次の日の朝、

私の腕の中で亡くなりました。

 

昨年診断された僧房弁閉鎖不全が

急変したことによる、

急性肺水腫でした。

 

辛くて、悲しくて、自分を責めて、

頭が混乱して、

 

でも周りの犬友さんたちが

つっつに会いに来てくれたり、

差し入れをしてくれたり、

メッセージをくれたり、

 

そんな暖かさのお蔭で、

少しずつ落ち着いて、

頭が整理できていきました。

 

 

つっつが亡くなって、

もうすぐ一か月。

 

あの日、つっつは私が帰宅するのを

待っていてくれたのだと思います。

 

そして、いつものように

お出迎えまでしてくれた。

 

あの時のつっつの顔を、

私は一生忘れないでしょう。

 

 

 

定位置だったソファや

お散歩コースや

季節の中に、

たくさんの思い出があって、

 

それをふとした瞬間に思い出すと、

つっつに会いたくて会いたくて

仕方なくなります。

 

 

怪我も病気もなく、

よく食べて、

まったく手のかからないコでした。

 

だから、

これからどんどんシニアらしく

なっていくであろうつっつを、

どんな時もどんなことがあっても、

ケアして看護して看病していこうと

思っていました。

 

それもさせてくれないで

風のように逝ってしまった。

 

でもそれが、

つっつの選んだ生き方。

 

 

おとなしいコだったけれど、

つっつがいない部屋の中は

広くて、すごく静かに感じます。 

 

いなくなって気付く、

その存在の大きさ。

 

 

つっつを12年間見守ってきたと

思っていたけれど、

本当は私のほうが、

つっつに見守られてきたのだと

分かりました。

 

つっつは私に

たくさんの幸せをくれました。

 

感謝でいっぱいです。

 

でもやっぱりまだ、

悲しいし、寂しいし、泣けちゃうし、

つっつを肌で感じたい。

 

つっつと生きた時間、

つっつを失ったことを噛みしめて、

揺れる心に向き合いながら、

前を向いていきたいと思います。

 

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