DLIC.犬との暮らし向上委員会

DLIC.犬との暮らし向上委員会 行動療法に特化したトリーツポーチ「MTモデル」「DR」、迷子チョーカー、お洒落で可愛いラミネート素材の小型犬用トリーツポーチなど。使い勝手やデザイン、素材にこだわりを詰め込んだオリジナルアイテムの製作。犬との暮らしをもっと楽しく、もっと豊かに。

私がトリーツポーチにこだわる理由-前編-

私の愛犬、トイプードルのつっつが亡くなって、ちょうど一年。

12歳2ヶ月で旅立った。

あのコをこの腕の中で、看取ったことを、いまでも鮮明に思い出せる。

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つっつはね、社会化不足の犬だった。

だから、彼女には怖いものがたくさんあって、

たとえば散歩に行くと、

外という空間に震え、
ふいに吹く風に怯え、
人が近づくと逃げ、
リードをぐいぐい引っ張って歩き、
踏切の音が聞こえると必死で遠ざかろうとした。


中でも反応が強かったのが、犬。

たとえ20~30m先だとしても、その姿を察知するやいなや、唸り、激しく吠えた。


そんなだったから、犬に出会わないようにピリピリして、いつもドキドキコソコソ歩いてた。

ギャン吠えするたびに、「吠えてすみません…」って謝って、

リードを引っ張られながら早足で歩いてるのを
見られるのも恥ずかしくて。


私が想像していた『犬との散歩』とかけ離れていたから、散歩に行くのが億劫だったなぁ。

ほんとストレスだった。

「こんなの違う」「こんなの全然優雅じゃない!」って思ってた。

で、そんな風にしか散歩できない、つっつにもイラついてた。


でね、ある日、「もっと普通に優雅に散歩したい!!」って思って、色々調べたんです。

そしたら、私が犬のことに無知だったせいで、十分な社会化をさせてあげることができなかったんだってことが分かった(。□。;)!!

小さい頃にちゃんと社会化させてあげられなかったから、つっつの世界は怖いものだらけ、敵だらけになっちゃった。

「私が大変」と思っていた散歩だったけど、つっつが一番大変だったんだよね(´;ω;`)


つっつに申し訳なく思った。


つっつはその時もう8歳だったけど、つっつのホラーで戦場みたいな世界を、バラ色に変えたかった。

 

それが飼い主としての責任だと思ったから。


で、社会化をやり直せないかと思って、これまた色々調べたんです。

そして出会ったのが、ドッグビヘイビアリストの田中雅織先生。

犬の心理学や動物行動学などを元にした行動変容を行ってくれると知り、

社会化不足の状態が長いつっつを、心の面から楽にしてもらえるかも!と思い、連絡を取りました。


これが5年前のこと。


ずいぶん長くなっちゃった(* ̄∀ ̄)

続きは明日。


nana

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