DLIC.犬との暮らし向上委員会

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シニア犬つっつ、苦手なものを克服して再社会化を一歩前進

湘南で2匹の犬と暮らしている、

ななです。

 

昨日はつっつのことで、

嬉しいことがありました。

 

今年12才になるつっつ。

社会化不足で、

ビビリさんです。

 

人も犬も、

この世が薔薇色であるほど

ハッピーな気持ちで、

楽観的でいられる。

 

でも社会化不足のつっつにとって、

ずーっと、

この世は怖いところでした。

 

外は怖いところで、

会う人会う犬すべてが敵。

 

家にいても外から聞こえる音、

外に感じる気配に安心できない。

 

それって、

ものすごくしんどいことです。

 

だから、二年前から本格的に、

再社会化に取り組んでいます。

 

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そんなつっつさん、

色々と苦手なものがあるわけですが、

 

おそらく、

その中で一番だと思われるのが、

『踏切の音』。

 

散歩していて、

踏切の音が聴こえてくると、

ガタガタ震えだし、

そこから逃げ出そうとするコでした。

 

線路から30メートルくらい離れていても

ダメ。

 

心ここに在らずで、挙動不審、

名前を呼んでも無反応、

オヤツを差し出しても

見向きもしませんでした。

 

別に、

踏切の隣に住んでいるわけではないし、

踏切の音そのものが、

生きる上で困難をもたらすわけでは

ありません。

 

でも、

再社会化において、

苦手なものを克服するということは、

自信をつけることができ、

 

自信は、メンタルの、

全体的な底上げをしてくれます。

 

 

ということで、

踏切の音についても、

ドッグビヘイビアリストの先生に、

カウンセリングを受け、

行動療法を教わり、

コツコツと取り組んできました。

 

でも、

社会化不足がベースにある上に、

一度覚えてしまった苦手は、

なかなか取り除くことが

できませんでした。

 

踏切に対するつっつの反応に、

進展がなかなか感じられずにいましたが、

シニアになってからの社会化なので、

のんびりゆっくり取り組んできました。

 

 

そうしたら、昨日、

線路の近くを歩いていたら、

踏切から5メートルくらいのところで、

突然カンカンと鳴りだしました。

 

「こんな近距離でヤバイ(;゚Д゚)」

と焦ったのですが、

つっつを見ると、割と落ち着いている様子。

 

試しに名前を呼んだら、振り向き、

差し出したオヤツも食べ、

震えも出ていませんでした。

 

おぉ(*゚∀゚*)

 

ビックリと共に、

とても嬉しくて、

オヤツを奮発!

 

きっとまだ苦手意識はあると思いますが、

反応がぐっと軽減したことは

事実であり、

その様子につっつの自信を感じました。

 

こういう結果が得られると、

すごく嬉しいです。

 

すぐに結果はでないから、

続ける努力が必要なんですよね。

 

続けて習慣化して、

忘れた頃にふいにやってくる

我がコからのレスポンス。

 

で、待った分だけ、

喜びもひとしおで、

これが次に向かうモチベーションと

なるんですよね(*´∀`)

 

ということで、

また再び、コツコツと続けてまいります♪