ポメハゲ改善体験談・その②
「ポメハゲ改善体験談・その②」
前回からの、続きです。
私は、モコのアトピーケアで、お世話になることになった、トリミングサロン、ARIAの菊地さんに、相談しました。
なぜなら、ARIAはただ、洗って、切る、だけのサロンとは違うからです。
そこでは、まず、基本的な生活習慣の見直しから、相談に乗って頂きました。
もしも、今、ポメハゲを発症しているならば、自問自答して頂ければと、おもいます。
①規則正しい生活は、できていますか?
良く運動し、良く食べ、良く眠る、ごくごく、当たり前のことですが、どうでしょう?
人ですら、なかなか難しく、できていない方、多いですよね。
適度な運動、バランスの取れた食事、良質な睡眠、
犬にとっての、それは、どうしたら良いか、わかりますか?
私は、わからなかったので、ドッグビヘイビアリストの田中先生のセミナーを受け、学ばせてもらいました。
なぜなら、ポンは、1週間に1回、必ず24時間以上眠ることができず、ずっと徘徊していた事があったからです。
最初は、「病気なのではないか?」と、精密検査をしましたが、問題なく、ポンは立派な「社会化不足」による物だと、確信しました。
②社会化不足ではないですか?
社会化不足による、問題行動は、吠える、噛む、リードを引っ張る、など、人から見た、困った事柄として、表現されがちですが、
「社会化不足」による問題行動は、その子のキャパシティの容量が小さい、狭い事、によって生まれると、学びました。
つまり、1番困って、1番辛い思いをしているのは、私ではなく、ポンなのだと、気づく事ができました。
「成犬からの社会化」に向け、常日頃から、ポンの苦手を、観察しました。
それは、それは、人からしたら、ありえない位
ちっちゃな事に、ビビっていて、家の中に、コバエがいたり、テレビから聞こえてくる、ホイッスル音
「ピー!」が聞こえたりすると、この世の終わり位に、驚き、震えはじめ、高いところによじ登り、息は、ハァハァしていました。
つまり、パニックになることがわかりました。最初は、何にパニックになっているのか、私自身が、気づける視点を持っていませんでした。
眠れなくなるのは、日常の恐怖が、1週間に一度のサイクルで、キャパオーバー、になっている事が、わかりました。
犬と言う、生き物を知ることは、愛犬を、知ることであり、つまり、自分が、
「見ているだけで、何も観れていなかった!」
「犬からの、シグナルを、何も気づけていなかった!」ことが、良くわかりました。
次は、犬の事を学び、トレーニングをしながら、同時に行った、ケア方法を、お伝えします。
「ポメハゲ改善体験談・その③」
へ、つづきます。