ポメハゲ改善体験談・その③
ポメハゲ改善体験談
その②からの続きです。
前回の投稿で書いたように、ポンがハゲたあらゆる要因の一つに、「ストレス」が、大きく関わっていることがわかりました。
以下の方法は、犬の事を学び、段階を踏みながら、
適切なトーニングを進め、同時に行った、ケア方法であることを、お伝えします。
まずはじめに、私は、「ポメハゲのポンに、薬は、飲ませません。」むしろ、必要ないと思っています。
なぜなら、私は、ポンに「心身ともに健康」になってもらいたいからです。
薬の長期服用は、副作用が伴います。毛は生えたけど、肝臓を悪くし、愛犬の「健康寿命」を短くしては、元も子もありません。私は、そう思います。
それでは、話しを進めます。
ARIAの菊地さんが、最も、力を入れているのが、
「内側からのケア」と、「外側からのケア」です。
今回も、自問自答していただければ、と思います。
②内側からのケア
バランスの取れた、食生活を送っていますか?
ポンは、社会化不足のため、キャパが恐ろしく低く、興奮しやすいため、食べ物のエネルギーの大半を、生命維持に持っていかれます。
皮膚は、乾燥し、オーバーコートはガビガビ、オーバーコートが、痛んでいると、アンダーコートは、あっと言う間に、毛玉になります。
乾燥しているかどうかの、チェックポイントは、
お腹から、後脚の付け根あたりを、見てください。
そこに、ピキピキと線が入っていたら、乾燥しています。身体全体から、フケが出ていたり、発疹ができていたり、黒ずんでいたりするのも、すでに、乾燥がかなり進行しています。
栄養バランスのアドバイスと、ドライフードの知識、特に不足がちな栄養素は、旬の食べ物で、トッピングをしたり、難しい場合は、サプリで補い、内側からの改善をしながら、体重を増やしていきました。
サロンに通う日数は、犬の皮膚のターンオーバーを基準に、その子の状態を見て、決まっていきます。
③外側からのケア
犬の皮膚は、人間の赤ちゃんより、薄くて、繊細なこと、知ってますか?
毛は、あらゆる外的刺激から、皮膚を守る役割があります。 「だから、毛が必要なんです。」
CMの影響で、柴犬カットのポメラニアンがブームに
なりましたが、あれ以降、ポメハゲが急増したそうです。現在も、サマーカットをした後、秋冬にかけ、ポメハゲが急増するそうです。
⚫︎オイルクレンジングは、していますか?
シャンプー剤は、犬用の低刺激な物で、さらに言うならば、「雑貨」ではなく、「化粧品の認定」がされている物を、使用していますか?
⚫︎強いシャワーは、皮膚に刺激を与えてしまうことを知っていますか?
⚫︎シャワーの温度は何度が適切か、
知っていますか?
⚫︎タオルで、ゴシゴシ拭いていませんか?
⚫︎保湿剤を使用していますか?
⚫︎ドライヤーの風の温度は、何度が適切か、知っていますか?
⚫︎ブラシは、適切な物を使用していますか?ブラシが刃のような物で、アンダーコートを、必要以上に切っていませんか?
これらの事は、ARIAの菊地さんから、学ばせて頂いたことです。
ARIAでは、普通に行われている事ですが、他のトリミングサロンでも、同じようにしてもらえるのか?
と言うと、そうではありません。
なぜなら、トリミング学校では、犬のご飯や、皮膚の事などは、深く学ばないからだそうです。
「トリミングとは、不要な部分を除いて構図を整えること。」だからです。
ポメハゲ改善体験談
その④へ、続きます。