DLIC.主催トリマー向けセミナー 講師 高橋礼美先生 インタビュー③ トリマー脳についてさらに詳しく
DLIC.主催トリマー向けセミナーの講師のおひとり、高橋礼美さんへのインタビューをお届けしております。
前投稿の続きです。
トリマー脳について、もう少し詳しくお聞きしました。
「トリマーに教えていく中で思うのは、みんなトリマーの癖がなかなか抜けない、ということ。
本人は、ずっとそうやってきたから、無意識にやっていて、気づいていないんです。
周りが注意しないと、気づかない。
例えば、ハズバンダリートレーニングは、淡々とおこないます。
でも感情を声に出していたり、余計な声かけをしたりします。
また、ブラッシングをする手の動きが早かったり。
あとは、作業をしやすいように犬を動かすとき、動かすこと自体は悪くないのですが、動かし方が、私から見るとかなり荒っぽい。
もちろん、犬からしてもかなり荒っぽい扱い方になっています。
犬が嫌だと思う一歩手前で、手を止める事ができれば良いんですけど」
慣れや癖で、無意識におこなっていることが、犬に対してどんな影響を与えているか、そこに気付けるといいのかもしれませんね。
インタビュー、続きます^ ^