行動療法に特化した中型犬大型犬用トリーツポーチ「MTモデル」、マグネットがついています
マグネットについて。
ファスナーの少し下部分に、
マグネットが付いています。
ここも、
先生からのリクエストのひとつでした。
「トリーツをあげないときや、
散歩中、突然雨が降ってきたときなど、
開口部を一時的に閉じたい時があるから」
もしかしてこのマグネットが、
製作のなかで一番時間がかかったのかも
しれません。
単にマグネットをつければよい、
ということでは解決せず、
磁力の強度や、
丸いものや棒状のものなど形状、
サイズを変えたり、
最適だと思われた磁力が、
革の中におさめた瞬間、
革の厚みが影響して、
威力をなくしてしまったり。
また、マグネットを留めたときに、
「パチン!」と響く音が
発生する問題が出てきたことも。
行動療法を必要としている犬は、
音に敏感なことが多いですし、
また、音に対して、
条件付けが成立してしまう場合も考え、
音をできるだけ無くす設計を
考えなくてはいけませんでした。
ストレスのない開閉を目指し、
試行錯誤を繰り返した結果、
最終的には、
心地よく開閉できるマグネットを
完成させることができました。
✨デザイナーsonomiより✨
「このマグネット、
試作段階から、田中先生に何度も使ってもらい検証してきました。
田中先生がポンッと、
手のスナップをきかせて
閉じるんですがね…、
これがとっても気持ちが良いんです。
私もその田中先生スタイルを
犬達の散歩でよく真似していました😂
なんて言うのかなー?
見た目から入るって言うのも
凄く大事だなー
って思ったのは、
ポンッてやってる時って、
田中先生に近づけた感覚があって、
不思議と自分に自信が持てるんですよ😊」