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気管虚脱でした

湘南でポメラニアンと暮らすnanaです。

 

モカ、気管虚脱のグレード2であることが先日判明しました。

 

振り返ってみると、今年4月頃からドライフードの食いつきが悪くなり、5月に入ってからお腹の調子が安定しなくなりました。

 

5月末頃、完全にドライフードを食べなくなり、手作り食に切り替えました。

 

6月、外耳炎。免疫が下がっていたようです。

 

7月、明け方にアヒルのような「ガーガー」の咳が止まらなくなり、病院へ。レントゲンを撮ると、気管が炎症しており、併せて、気管虚脱であることが分かりました。(気管虚脱とは、気管がつぶれて変形してしまう病気で、小型犬に多くみられます)

 

これまで元気に過ごしてきたモカが、4月からじわじわと変化していった、この一連の流れ。

 

 

6歳という年齢は、シニア期の入り口で、人間でいう厄年のように、体調が変わることが多いようです。(5~7歳くらい)

 

6歳の誕生日を迎えたとき、ハーブでお世話になっている犬友さんにそのことを教えてもらい、秋になったら、本格的な健康診断を受けようと思っていたのですが、その前に、気管支炎を発症し、レントゲンを撮ったことで、気管虚脱であることが分かりました。

 

このシニア期の入り口では、これまでの食事や生活スタイルが合わなくなったりすることがあって、そのサインとして、モカの場合は、食事の変化や外耳炎、気管支炎が身体のサインとして現れたわけです。

 

ドライフードが大好きなコだったのに、まったく食べなくなったのは、ドライフードは水分量がすごく少ないから、食べにくかったのではと思います。

 

 

サインと言えば、いま思えば、散歩のときにも現れていました。帰り道、歩かなくなることが増えていきました。

 

気管虚脱は、空気が通る道が狭まるため、呼吸に影響が出ます。春から少しずつ気温と湿度が上がる中、元々暑さが苦手なモカにとっては、体内の熱の放出が間に合わず、しんどくなっていったのだと思います。

 

最初は、それが、モカの我が強くなったのかと思っていました。元々、マイペースで、自分をしっかり持っているコなので、それが強まったのかと。

 

それもゼロではないと思いますが、しんどくて歩きたくなかったんだと思います。

 

 

早く気付けなくてごめんね。 

 

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気管虚脱とは進行性の病気で、特効薬はなく、気管に負担のかからない生活環境を整えることが重要となってきます。

 

病名が判明したとき、まず言われたのは、ハーネスに変えること。首輪だと喉を刺激して咳を誘発する可能性があるためです。

 

そしてダイエット。脂肪が喉周りについていると、さらに気管を圧迫するためです。モカは肥満ではありませんが、1年前の体重を目標に、200グラムのダイエットをすることになりました。

 

そして、部屋の室温と湿度の管理、散歩時の気温と湿度に気を付けること。温度と湿度、どちらも、適正でないと、気管に負担になります。

 

 

先日、台風15号がきたとき、我が家は夜中2時から、次の日の朝10時まで停電しました。陽が昇ると、室温と湿度はどんどん上がっていき、湿度が65%を超えると、咳が出始めたため、車に移動しました。

 

今後は、65%を超えないように気を付けていきたいと思います。

 

そして湿度が下がりすぎるのもNGとのことなので、冬は乾燥に気を付けないといけません。その下限のラインは、今年の冬、モカをよく観察して、見極めていきたいと思います。

 

 

興奮したり、吠えたりすることも、気管虚脱には良くないそうなのですが、感情表現が豊かなモカの性格上、完全にコントロールするのはちょっと難しい^^;

 

だから過剰にならないように、気を付けようと思います。(実際、嬉しくて興奮してワンワンすると、咳が出ちゃいます^^;)

 

 

モカとできるだけ長く一緒に過ごせるように、モカQOLをあげ、気管虚脱と仲良く付き合っていきたいと思います。